カルシウムでストレス緩和
日曜日, 6月 12th, 2016不特定多数の患者のケアに携わる看護師や医師などの医療従事者は、ストレスが蓄積されやすい傾向があります。これは連日に渡って過酷な臨床現場で働く事が原因とされ、ストレスが原因で鬱病などの精神的な疾患を発症するケースも多く見られます。初期の段階では自立神経の過度な働きから焦燥感や不安、過食や拒食などの症状を招きやすくなりますが、とりわけ経験の浅い看護師の場合は、ストレスが原因で食生活に変化をもたらすことが多く、暴飲暴食に走りがちです。これはストレス性の刺激が脳に伝わり、ホルモン分泌へ影響するためで、脂質の溜め込まれやすい体質にもなるため健康状態にも悪影響を及ぼす要因でもあります。また、ストレス発散の一環として過食になる場合も多く見られるので、健康状態を維持して職務を継続していく為にも、看護師は日頃から食生活に配慮しなければなりません。
医療現場では絶えず臨機応変な対応が求められ、脳が過剰に興奮した状態が続きます。この興奮状態を鎮めるためには、カルシウムの摂取が必要です。カルシウムには脳の興奮した状態を鎮める優れた働きがあり、ストレス性の刺激を受けた際に血液中に放出され、興奮を鎮める働きを担うことが知られています。そのため、多忙な臨床現場で働く看護師は、日常的にカルシウムを多く含む乳製品や小魚などを摂取することを心がけ、ストレスを溜め込まず、精神的な負担を緩和させる努力を怠らない事が大切です。